パラメトリックイコライザーを導入しました
LPを聞くために、
イコライザーカーブ切り替え機能付きフォノイコライザーは調達しましたが、
今度はCDの音が気になりだしました。
ほとんど病気です(^^;。
別の言葉で「泥沼化」とも言いますが...。
一つには、
LPの音を聞くと、
たくさん持っているEMIの古い録音のCDの音に不満が出てしまうこと、
また、DG傘下のARCHIVのCDも同様で、
本当にこんな音で自分が満足できるのか?
我慢していないか?
と、言うことが気になりだしました。
DGやDECCA盤の古い録音も気になりますね。
あ、CBS/SONYやRCAも...。
際限がないですね。
多くの古いアンプにはトーンコントロールが付いています。
手持ちでは、
Accuphaseのプリメインのトーンコントロールはなかなかな優秀なのに、
LUXMANのプリメインのトーンコントロールはおまけ程度です。
Accuphaseのプリメインはさらに低音ブーストができますが、
音がもの凄く下品になります。
大体、経験上、低音ブーストは音が下品になる傾向があるようです。
これはぜひともイコライザーの登場ですね。
ただ、悲しいかな、
レコードのフォノイコライザーのような、
CDのイコライザーのようなものは発売されていません。
iPhoneやandroidなどのスマホには、
イコライザーが付いていますが、
iPhoneで音楽を聞くことが少ない店長は、
あまり使うことはありません(^^;。
ほとんど、家でアンプにつないでスピーカーで聞くわけですから、
CDプレーヤーに繋げるイコライザーが欲しいところです。
昔のミニコンポやシステムコンポには(バブルコンポと呼ぶそうですが)、
アンプにイコライザーが付いているものがありました。
高級アンプも同様で、
イコライザー付きというのもありました。
今は少なくなっているようです。
原音至上主義が間違った形で喧伝され、
トーンコントロールやイコライザーが悪者扱いされたためでしょうか。
では外付けのイコライザーをあちこち探してみると、
プロ用録音機器につなぐグラフィックイコライザーは豊富なのですが、
「これいいなぁ」と思ったらバランス入出力のものが多く、
アンバランス(RCAピン)入出力のものは案外少ないです。
それに、
店長はグラフィックイコライザーよりも、
パラメトリックイコライザーが欲しいのですが、
安価な普通のオーディオ用パラメトリックイコライザーは
なかなか見つかりません。
一度、
カーオーディオ用のパラメトリックイコライザーをつないでみようと、
悪戦苦闘したのですが、
知識のない悲しさ、
電源の確保で失敗してしまいました。
友人には、
ダウンロード音源やCDの音をパソコンに取り込み、
イコライザーカーブ可変のソフトウェアを使い、
CD-Rに焼いているという強者もいますが、
(確かにその方がかなり正確にイコライザーカーブを割り出すことができます)
店長はできれば手持ちのCDそのものの音を変えたい...
という横着者ですので、
一番簡単なのは外部イコライザーの導入です。
そうやってネットオークションをうろついていると、
昔のKENWOODのシステムコンポ、
K’Sシリーズで発売されていた
GE-1001というパラメトリックイコライザーを見つけました。
安価で、
しかも小型で大きさもちょうどいいため(もうラックがいっぱいです)、
さっそく落札、
まずLUXMANのプリメインにつないでみました。
LUXMANのプリメインにはSIGNAL PROSSESORという機能がついていて、
外部イフェクターをつなぐことができます。
プリメインにつないだレコードプレーヤー、CDプレーヤー、
DATやカセットなど、
その他の入力機器をスイッチ一つで制御可能です。
なかなか具合がいいです。
もうひとつ、
AccuphaseのプリメインにはSIGNAL PROSSESORはありませんが、
PRE OUT/MAIN INでプリとメインアンプを切り離すことが可能です。
PREとMAINを切り離して、
間にイコライザーをかませれば音が出るのかな...などと。
ところが、そこで大失敗。
プリメインを切り離し、
LUXMANのSIGNAL PROSSESORのつもりで音を出したら...、
ボリュームが付いていないため、
何もしていないのにスピーカーから大音量が!!!
腰を抜かしそうになりました。
近所迷惑な話です。
幸いスピーカーは飛びませんでしたが、
PRE OUT/MAIN INのアンプには
イコライザーにボリューム調整のフェーダーが必要なようです(^^;。
あれこれ試していると、
こういう失敗は往々にしてあります(恥)。
自分が不注意なだけですが...。
CDの音をイコライザーに通して聞くなんてことは、
以前だったらまったく考えていませんでしたが、
そうやって、
その音に不満のあったCDをあれこれ聞き始めています。
何でもやってみるもんだな...と思います。
関連記事
-
新しいヘッドフォンアンプを買ってみた
新しくヘッドフォンアンプを購入しました。 JR-SOUNDのCOLIS HPA-101です。
-
ARGENTUM 520 試聴記 その2
デビュー当時の一時期、 飛ぶ鳥を落とすほどの勢いがあっても、 その後の経緯で凋落してしまうア
-
オーディオケーブル(RCAケーブル)
ケーブルで音が変わるのか? と、疑問を持っている方が案外多いです。 また、 オーディオ
-
スーパーウーファーをつないでみた
Network-Japanのブログで QUADRAL ASCENT20LEの試聴記をアップロードし
-
初心者用レコードを聞くためのまとめ 発展編
初心者用、レコードを聞くためのまとめ 発展編 レコードを聞くためのまとめ発展編は、
-
モノラルカートリッジの導入
このところ、 古いLPの再生にすっかりはまってしまった小生は、 モノラル用カートリッジま
-
色々な機器をつなぎまくる
家にはメインとなるオーディオシステムが2セットあります。 音の送り出し側は、 1
-
レコードを聞くために…カートリッジ
前にレコードプレーヤを買う前に、 ということでオーディラックについて書きましたが、 今回
-
オーディオって?RHODIUM200から始めよう!
若い人たち(店長もまだまだ若いつもりですが^^;)の、 オーディオ離れが言われて久しくなり
-
ヘッドフォンアンプのその後
ヘッドフォンアンプ、 JR-SOUND HPA-101を使い始めて、 数ヶ月が経ちました