ARGENTUM 520 試聴記 その1
ARGENTUM 520が我が家に届いて、
早速、普段いろいろモニターしている部屋に設置しました。
パソコンが置いてある部屋で、
いわゆる「パソコン部屋」です。
LPやCDもほとんどがこの部屋に集約されています。
一軒家の2階ですので、いつ床が抜けるか?...(^^;。
ARGRNTUM 520は、同サイズの他のスピーカーに比べて、
やや重めです。
普段使いのスピーカーから切り替え、
早速音出し...。
あれ?エージングは終わっているはずなのにな?
えらく音が固いな...
と思ったら、卸元の貸出先では展示用で、
ほとんど鳴らされていないとのことでした(^^;;;;。
エージング、まだだったのね。
鳴らし始めると、
音がどんどん変わります。
各ユニットがほぐれてゆくようで、
自分の体がマッサージされているような快感があります。
変な話ですが。
さて、
いつも試聴用スピーカーが来ると、
最初の頃に聞く「あれこれ」を聞こうと思っていたら、
店長の別の商売での確認のため、
古い歴史的音源のクラシックを数多く聞く羽目に陥ってしまいました。
ヤフオクでクラシックの中古ソフトを出品しているのですが、
傷があるものが出てきましたので、
それが音飛びになったり、
ノイズになったりしないかの確認が必要になったわけです。
これもまた、店長の仕事の内ですので、
ARGENTUM 520の試聴どころではなくなってしまい、
そのARGENTUM 520を使って、
かなり長時間、古~い録音
(1930年代から40年代にかけてですから、古いわな)を聞きました。
ほとんどがオーケストラ録音ですので、
これがエージングに幸いしたのか、
けっこう良い鳴りっぷりになってきました。
最初の音の固さはどこへやら(^^)。
本格的な試聴はまだこれからですが、
ARGENTUM 520はストレートに音楽を耳に届けてくれます。
と言っても刺激的ではなく、バランスがいいです。
また、QUADRALのスピーカーの特徴である、
あいまいさの少ない音は、
HiFiスピーカーですが、
小型モニターとしても使えるな...などと考えてしましました。
ARGENTUM 520 スペック
型式:2ウェイ
基本デザイン:バスレフ型入力:定格60W/最大90W
周波数特性(Hz):45~35,000Hz
クロスオーバー周波数(Hz):3.000Hz
能率(dB/1W/1m):87dB
インピーダンス(Ω):4Ω
ユニット構成:Tweeter φ25mmAluドーム型トゥイーター
Woofer φ155mm Titanium-PP
サイズ (高さx 幅 x 奥行):H31.0cm×W16.5cm×D25.0cm
重量:5.06kg(1本)
価格:60,000円(税別・ペア)
カラー:ブラック/ホワイト
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