ラフマニノフのピアノ協奏曲は、
店長はそれほど聞く音楽ではなかったはずなのですが、
このところよく聞くようになってしまいました。
最も有名な第2番には、
スヴャトスラフ・リヒテルのピアノ、
スタニスラフ・ヴィスロツキ指揮ワルシャワ・フィルのDG盤という、
とてつもなく凄い録音があり、
これで十分かな?と思っていたら、
次から次と話題盤が出てくるではありませんか!
店長は最近の近接した期間に、
ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第2番が収録されたCDを、
珍しくも2枚買ってしまいました。
1枚は日本の反田恭平の演奏録音、
もう1枚はカティア・ブニアティシヴィリの演奏録音です。
反田恭平のCDは、
優秀録音ながら、
収録された音の管弦楽とピアノのバランスがいまいちで、
反田恭平は何をどのように表現したかったのか、
少し聞こえにくい面があります。
最後まで聞くのが少し苦痛であったりします。
でも、ブニアティシヴィリの演奏録音はもう最高!
パーヴォ・ヤルヴィ指揮チェコ・フィルの伴奏もよく、
一気にピアノ協奏曲第2番を聞き通せてしまいます。
おかげで、もう4回も聞いてしまいました(^^;。
さらにブニアティシヴィリ盤には、
第2番よりも聞かない第3番が収録されていて、
いままでうかつにも、
これだけの名曲だとは思っていませんでした。
ブニアティシヴィリの非凡な表現力が、
2つのピアノ協奏曲を生きたものにしています。
(第1番は聞いたことがあったっけ???)
実は、ブニアティシヴィリという名前を知ったのはかなり前で、
ECMに録音されたギドン・クレーメルが主役の、
フランク/ピアノ五重奏曲でした。
チャイコフスキー/「偉大な芸術家の思い出に」も出ていますが、
こちらはまだ聞けていません。
でも、これだけ優秀な演奏録音を聞かされると、
ブニアティシヴィリの演奏録音を縦掘りしたくなりますね。
同じジョージア(グルジア)出身には、
ヴァイオリンのリサ・バティアシュヴィリがおり、
現在最も注目されるヴァイオリニストのひとりですが、
ブニアティシヴィリもバティアシュヴィリも、
名前が覚えにくいというのが難ですね(^^;。