このところ、
若い人のオーディオ離れが進んで、
各メーカーは大変のようです。
ハイレゾ音源のダウンロード、
そしてそれを聞くための機器、ソフトウェアなど、
オーディオ雑誌は新しい需要の喚起に躍起ですが、
オーディオそのものは、
実は古典的なラインナップのままです。
ソース(レコード、CD、ダウンロード音源)
を、アンプに通し、スピーカーで鳴らします。
パソコンで全てまかなう場合も多いようですが、
まともな音で各ソースの音を聞こうと思うと、
増幅して、スピーカーで鳴らす…ということが基本です。
ヘッドフォンでも理屈はまったく同じです。
あらいぐま堂が関わっているオーディオラックもご他聞にもれず、
購入される年齢層は比較的高めです。
今まで、適当な棚に置いていた方がオーディオラックに機材を置くと、
驚くほど音が改善されますので、
ショックを受けた、という場合が多いようです。
そこで、
最近の政府の掛け声ではないですが、
やりだしたのが女性層を取り込め、
ということです。
オーディオ関係は、やはり男性が購入層の圧倒的多数を占めていますが、
案外、女性でもオーディオ関係に関心を持つ方が増えているようです。
オーディオ、オーディオラックというと、
今まで質実剛健で武骨なものが多く、
デザイン性の高いものはありますが、
ファッション性のあるものはほとんどありませんでした。
フラッシュボードやパーチクルボードのラックに、
オーディオ機器を載せている場合が多いようです。
SOUND MAGICでは、
多少ともファッション性のある、
ピアノホワイトのオーディオラック製品の販売を始めています。
まだ流通には一般化していませんが、
あらいぐま堂では扱っています。
むろん、女性だけではなく、
ご家族で音楽を聞かれるリビングなどにも、
よく似合いそうです。
基本は、HS03シリーズ、HF04シリーズですので、
19mmのオーディオ用MDFを音鳴きの少ないカーボン鋼の支柱で支えます。
足回りも、基本はスパイクですので(キャスターも使えますが)、
音が透明になり、
アンプのボリュームを上げてもうるさく感じなくなります。
XS03の3段ですと、
天板にパソコンを載せ、
棚にDACを載せてヘッドフォンを載せる、
ということも可能ですし、
無論、上段にCDプレーヤー、
下段にインテグレーテッドアンプ(プリメインアンプ)、
天板にヘッドフォンや小物をいろいろ、など、
どこに何を置かなければいけない、
というルールはありませんので、
お部屋がすっきりして楽しみが拡がります。
XF04でしたら、
さらにいろいろ置けるわけですから、
アクセサリーを置く、というのもいいかもしれません。
通常のオーディオ機器、
パソコンオーディオ、
iPhoneやiPadのベースを置く場合でも、
オーディオラックは「音」に関する機器をおく場合には必須です。
質実剛健さだけではない、
オーディオラックに、
オーディオ機器やパソコンを置いて、「音」…
いや「音楽」を充分に楽しんでいただけたらと思います。