オーディオラックには
木、ガラス、金属などさまざまな材質が考えられますが、
案外、人気があるのがガラスです。
ガラスは割れやすいのではないか?
という方も多いですが、
確かに薄いガラスは割れる可能性が高いものの、
肉厚のガラスで、
しかも強化ガラスは思いのほか割れにくいです。
HG03ガラスラックシリーズの天板は肉厚12mm、
かなり厚いです。
製造工場で耐荷重実験をしましたが、
なんと180kgを載せても何ともありませんでした
(ただし、足回りの問題もあり、
くれぐれも公称値の耐荷重は守ってください)。
無論、上から鉄球を落とすなどの強い衝撃には弱いですが、
これは木材でも同じです。
振動には思いのほか強く、
意外と割れにくいのがガラスラックです。
見た目にも透明感があり、
洋間だけではなく、和室にも案外マッチします。
また、ガラスラックはガラスの音が乗る…
という方もおられますが、
確かに6mmあたりまでの厚さですと、
多少ガラスの音が乗ります。
ところが、厚みが増すと段々と乗らなくなり、
12mm厚のガラスでは、ほとんど音は乗りません。
HG03シリーズは、上から12mm、8mm、8mmですが、
オプションの棚板交換で、すべて12mmにすることも可能です。
さらに、12mmを2枚重ねにすると、
まったくといっていいほど鳴らなくなります。
ただ、肉厚のガラス板を重ねると自重がかなり重くなりますので、
38mm径大型スパイクと38mm径スパイク受けは必須です。
今まで購入された方の中には、
他の市販のインシュレーターを敷いている方もいます。
あらいぐま堂では、
60mm径デュポン・コーリアン(人工大理石)スパイク受けも用意しています。
ジャズや、クラシックでも器楽曲や室内楽など、
タイトな音をお望みの方には是非ものです。
オルガン音楽など、
より透明感が必要な器楽曲では、
ひじょうに大きな効果を発揮するでしょうね。
HG03シリーズには、
クリアガラスとスモークガラスがあり、
支柱はシルバーとブラックからチョイスすることができます。
店長は、
個人的にクリアガラスにブラック支柱の組み合わせが好きです。