大型テレビ天吊金具 LC1A-B1
テレビは壁掛けにするだけではなく、
天井から吊るす方法もあります。
ただ、
小型テレビや中型テレビ用の天吊金具は、
あちこちのメーカーから出ていますが、
大型用は業務用でしたら天吊金具があるものの、
一般のお宅に使えるものが少なく、
店長があちこち探索をすると、
大型テレビをぶら下げることのできる金具は、
SANUS LC1A-B1だけのようです。
LC1Aの対応テレビサイズは37インチから70インチまで、
アメリカUL規格に基づく保証範囲の耐荷重は79.3kgです。
70インチまでのテレビでしたら、ほぼ耐荷重は範囲内です。
日本では、
大型テレビを天吊することのできる金具が少ないことから、
LC1Aは、実は多くのお店や工場などでも使われています。
日本の家屋や事務所では化粧天井の上にさらにスラブがあります。
LC1Aには2本の支柱が同梱されており(長さの可変式支柱はオプションか特注です)、
スラブから化粧天井まで、化粧天井からさらにぶら下げることも可能ですし、
むき出しの天井や天井自体にしっかりとした梁があれば、
そこからぶら下げることも可能です。
傾斜天井やパイプに取り付けるためのオプションのアダプターも豊富ですので、
テレビを台に置きたくないし、
いっぺんにたくさんの人が見るので壁掛けもなあ…
という方には、天吊もひとつの選択肢です。
LC1Aの姉妹機に、
裏表2台のテレビを取り付けることのできるLC2Aというのもあります。
ただ、LC1Aには天井取付金具やラグボルトなど、
基本的なものは一式入っていますが、
LC2Aを使うとなると、さすがに両面は業務用ですので、
天井取付金具はオプションから選ぶことになります。
天吊テレビはスポーツバーなどでよく見ますが、
大人数でひとつのテレビを見ることができます。
また、デジタルサイネージなどの場合、天吊の方が見やすいという利点があります。
さらに、人が多く通る食堂や会議室、小さな子供やペットがいる場合、
テレビを天吊にすると一安心ですね。
ただ、テレビを天吊にすることは、
天井の強度の問題、工事に必要な人数の問題などから、
リフォーム会社、大工さんに必ず相談してください。
オプション類は現在楽天にあります。
楽天あらいぐま堂 天吊金具