だんだん大型化、軽量化するテレビ。
電器量販店に行くと、
巨大できれいなテレビに目を見張ります。
電器店で見る大きなテレビは、
店は広いですから自宅に置いたときの大きさは想像しにくいですが、
リビングの壁一面がテレビ、
というお宅があっても不思議ではありません。
まあ、まだそれほど巨大なテレビは出ていませんが。
プロジェクターにスクリーンという、
ホームシアターでしたら可能ですが。
では、テレビをどう置くか?
ということに工夫が必要です。
AVボードに置く、というのもひとつの方法ですが、
思い切って壁掛けにする…、
それも、部屋のどこから見ても、
見ている方向にテレビを向けるることができる、
という、自由度の高い大型テレビ向けのテレビ壁掛け金具を紹介します。
SANUS フルモーションマウントXF228-B1といいます。
XF228の対応テレビサイズは42インチから84インチまで、
アメリカUL規格に基づく耐荷重は79.3kgです。
業務用ディスプレイはかなり重いものもありますが、
家庭用テレビでしたら、たいがい耐荷重以内です。
壁側金具から突き出ているアームは2本でがっしりとテレビを支え、
テレビの横幅が1420mmまでのテレビでしたら、
90度までは行きませんが、片側75度まで左右に振ることが可能です。
実際に店長は卸し元に付き合って、
XF228で65インチのテレビを
取り付けておられる方のお宅にお邪魔したことがあります。
大きなリビングで、ソファに座ってテレビを見るきには正面に、
奥さんが台所に立たれるときテレビをグッと傾けて、
リビング奥の台所から見ることができるようにしてありました。
使用感を伺うと、
TVボードなどの台を置かなくてもいいので、
スペースファクターがよい、
縦の位置は変更できないものの、
左右にかなりの角度を振れるので、
リビングのどこからでもテレビを見ることができ、
大変重宝している、ということでした。
また、小さなお子さんと小型の室内犬がいるので、
テレビをひっくり返されないで済む、ともおっしゃっていました。
また、壁の裏側を工事をしてケーブル類を隠しておられたので、
お部屋がひじょうにすっきりとしていました。
なお、XF228はホッチキスで壁に取り付けることのできる、
簡易型テレビ壁掛け金具ではありません。
取り付けのためには本格的な工事が必要になりますので、
リフォーム会社や大工さんに取付を依頼されるほうが無難です。