ヘッドフォンアンプ、
JR-SOUND HPA-101を使い始めて、
数ヶ月が経ちました。
JR-SOUNDは以前にも書いたように、
プロ用機器のメーカーで、
HPA-101は珍しく民生用を開発した、
ヘッドフォンアンプの逸品です。
そこで面白い発見。
エージングが進んで、
ヘッドフォンとの相性が顕著になってきました。
通常使いのヘッドフォンは、
AKG 712proをリケーブルして聞いていますが、
HPA-101はSennheiserのヘッドフォンと、
もの凄く相性がいいということです。
と言っても、
家には古いHD580しかありませんが(^^;、
その古いヘッドフォンが生き返ってしまいました。
元々HD580は、
以前の仕事で出張が多かったことから、
ホテルでSONY WALKMANやiPodで聞くために買ったもので、
かなり酷使しました。
小型携帯用のヘッドフォンはどれも満足ができず、
出張の時は荷物のカバンが大きいことから、
「デカいヘッドフォンでもいいや」と、
買ったものです。
音漏れが盛大で凄いですが、
電車の中で聞くわけではないので、
気にしなくてすみますし。
でも、
最近は通常のアンプで聞くと少しへたり気味の音に聞こえ、
Sennheiser買うなら、
HD660SかHD650辺りでも狙おうか...と思っていた矢先、
HPA-101が我が家にやってきて、
HD580をつないで聞いていると、
「へえ!」という結果になってきたわけです(^^)。
店長が聞くのは98%くらいまでクラシックですし、
古い録音も多いことから、
HPA-101の
「古い録音でも最新録音の音で聞けます」
という回路がうまく作用し、
かなり古い録音でもしっかり聞けてしまうという、
精神衛生上、非常に良い結果になっています。
チャンネルセパレーションも非常によく、
今、HPA-101とHD580がいいコンビで鳴っています。
HD580はジャンルでいうとクラシック向き...と言われてきましたが、
それが如実に分かる優れた音を聞けています。
以前は、それほどそう思っていなかったりして(^^;。
それともう一つ、
モニター用として買った廉価版ヘッドフォン、
SUPERLUX HD681
SUPERLUX D681
が、HPA-101でとんでもなく素晴らしい音で鳴ってしまっていることです。
HD681は若いサウンドクリエイター用に販売されている、
セミオープンのモニター用ヘッドフォンですが、
これが非常に面白い!
家ではすでにエージングはほぼ完了していますので、
最初聞いた時の安っぽさがなくなり、
「これが普段使いでもいいか」
というほどになっています。
なんでもやってみるもんだなと思います。
開封品でよければ、
ヤフオクで格安販売しています。
URLが変わる可能性もあるので、
HPA-101で検索してみてください。